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新しいアルバムを作ろうと思います | シェリー酒をイメージした5曲


Naoaqui Kimura wrote in 2016 . 05 . 05





毎月五反田のシェリーミュージアム(Sherry Museum)というところでライブをやってるんですが、シェリーミュージアムって言う名前の通り、そこのオーナーの中瀬さんと言う方が、実はシェリー酒の大専門家の方なんです。

最初にお会いしたのは、もうかれこれ10年位経ったんじゃないかなと思うくらい昔、銀座のコリドー街にあったバル・デ・オジャリアというお店で演奏者を募集していたのが始まりでした。

中瀬さんはもともと銀座のシェリークラブにいらっしゃって、その関係でスペインに何度もシェリー酒を勉強しに行ってらしたみたいです。


中瀬さんが書いたシェリーの本があるんですけども、大変分厚く内容も濃く、もうシェリー酒の百科事典といってもいい位のすごい本です。

なので詰め込みすぎて一般の人には受けにくいって、ぼやいてました。








ちょっと話がそれましたが、その中瀬さんと話していて「シェリー酒の曲を作ったらどうなの」と言われたことがありました。

まぁ僕もフラメンコギターしかもソロの曲って言うと、すごい時間かかるんですよこれ。

フラメンコの曲って、まずスペイン人の特性なのかもしないんですけども、同じことを繰り返すの嫌がるんです。

スペイン人と言うのは文章もそうで、同じ言い方しないんです。そういう傾向が特にフラメンコの曲なんかには多分に含まれてて、しかもラテン文化圏の音楽なので踊れる感じを永遠に続けるみたいな、そういう感じなんですよね。


例えばあるフレーズを弾いたとしたら、次はちょっと違うフレーズをひいて、また全然違うフレーズをひいて、ジャカジャカやってみたりして、すごい切ない感じになったりしたりして、またジャカジャカやったりしたりしてみて、そんでいろいろありとあらゆる自分が持ってるネタを弾き尽くして、最後は何の前触れもなく終わる。

日本人はサビが無いとダメなんですが(僕も元々はそう)、あっちの普通は違うんですよね。そこが面白いところでもあるんですが。









また話がそれましたが、

(ちなみにわざとやってます。ちょっと文体変えて、喋ってるみたいにしてみてます。)

と言うわけで、シェリー酒の曲を作りたいなとずっと思っていて、もうソロの練習もしなきゃいけないし、その練習ってのはもうすごい時間を取られるんですが、やっぱり一曲あたり1時間位は最低でもやらないと本番でへなちょこになるのはもう嫌なので、それもこれもフラメンコの曲自体がもう内容濃すぎなのがあきまへん。

まぁそれが好きなんですけど。







ということで、今回はギター1本じゃなくてもう1人、フラメンコギターの大山勇実君というちょっと年下なんですけど、かなりラブリーな彼とタッグを組んで、フラメンコギターの曲っぽいアプローチじゃなくって、サビやセッションがあって、それぞれの見せ場があってみたいな、まあジャズというか、そういうアプローチでやっていこうかなと思い先々月ぐらいから、シェリーミュージアムのライブもギター二本で始めて見ました。


そしたらなんと速攻で5曲できちゃいました。








シェリー酒に関しては、全然初心者以下の知識と経験しか持ち合わせていなかったんですけれども、シェリー酒の曲を作ろうと作り始めた途端に「シェリー酒おいしいなあ」と思う様になりました。

多分僕の意識が変わったことで、味または香りに対する感性みたいなものが開かれたんじゃないかなと思ってます。

我ながら大変都合の良い味覚をしているものだと思います。

たぶん人間ていうのは置かれた状況によって、脳内で何らかの変化が起きて、味覚はもちろんのこと他の感覚も、いかようにでも順応することができるんじゃないかな。

無論シェリー酒がおいしいのは歴然たるメイハクな事実ですので、要するに僕の脳みそがお子さまだったんだということで片付けたいと思います。







シェリー酒の曲なので、タイトルも全部シェリー酒の名前をつけてました。ちなみにウィキペディアを参照しました。

中瀬さんの本を紐解くと、もっと多くのシェリーについて書かれているので、この類型によるタイトルが果たして正しいのか、また、これらの曲自体が本当にシェリー酒を表現できているのか、少なからず不安になります。これはもっとお酒を飲んで、研究する余地があります。

決して、お酒を飲みたいから飲むのではなく、研究目的で真面目に、そして真剣に飲んでいる、いや飲まざるを得ないのだと言うことを、ここに書き留めておきます。







アルバムに収録する曲はこんな感じ



マンサニージャ
Manzanilla(rumba)

フィノ
Fino(alegria)

アモンティジャード
Amontillado(tango)

オロロソ
Oloroso(buleria)

パロ・コルタード
Palo Cortado(sevillana)



この5曲。

ギター2本。
パーカッション。
パルマ(手拍子)。

もしかしたら、カスタネット。

の編成で作りますゼッタイ。


問題の資金は、クラウドファンディングを基本として、もし予算が集まらなかったら僕のポケットマネー(ひやひや)で作ります。


もう少ししたらもっと詳細を発表できると思います。

7月から8月にかけてでギリ間に合うかなという感じ。


どうか皆さんご協力お願いいたしますm(_ _)m






シェリーのビビールでした。






2016 . 05 . 05 Author : Naoaqui Kimura | 美のビビール